原材料にマメって要りますか?

2025.01.10

こんにちは!

久しぶりのブログです。

 

今日はドッグフードについて少し。。。

 

近頃ドッグフードについて学ぶうちに自分自身の食事はいったいどうなんだ、と

色々気になり始めて様々な情報を得ては吸収し、時には弾き、といったことをしております。

 

そんな中、吉野敏明という先生が『四毒・五悪』というものが食生活においていかに危険か

お話されているSNSやYouTubeを見る機会があり、この考え方を人間である自分はもちろん、

犬の食生活にも置き換えてみました。

 

自分のこれまでのドッグフードに対しての考えの答え合わせのようになり、

やっぱり間違ってなかったんだと自信が持てました。

 

ちなみに『四毒・五悪』とは何か?

 

・四毒

1.小麦

2.植物性油

3.乳製品

4.砂糖

 

・五悪

1.食品添加物

2.農薬

3.化学肥料

4.除草剤

5.遺伝子組み換え食品

 

なのですが、『四毒』に関しては我々人間の、特に日本人にとって

かなりの毒になり得る中毒性の高い食品

と位置付けられています。(犬にとってもですが)

 

しかし、今回は詳細はここでは語りません。

ご興味のある方は詳しくは吉野先生のYouTubeなどをご覧ください。

 

食について学ばれている方ならば人間の食事であっても『五悪』は避けやすく、

ドッグフードメーカーであっても最近のこだわったメーカーならば不使用であることも多いでしょう。

 

愛犬家が立ち上げたメーカーブランドであれば『五悪』に代表される添加物の類は不使用である

ことが多く、犬は人間よりも体が小さく、添加物や化学物質の影響を受けやすい

生物だということを承知しているからでしょう。

 

それでも、いまだにごはんと呼べるような代物ではないあり得ないフードも多くみられます。

特に国産のフードこそ原材料であったり添加物の使用具合は劣悪なものが多いのが残念です。

 

ベルク帝塚山のこのブログを読んでいただけるような飼い主様はそういった劣悪なフードとは

無縁かと思いますが、今回警鐘を鳴らしたいフードはそのような安かろう悪かろうな

劣悪フードではありません。(これは論外ということです)

 

 

今回のお話で気を付けていただきたいな、と思ったのはズバリ、

 

☠ 穀物不使用ドライフードであります! ☠

これはダメです!!!高かろう悪かろうです。

 

ドライフードは高温で焼き上げるため、どうしても「つなぎ」が必要となります。

「つなぎ」をいれることで焼き上がり時に崩れにくくなります。

ハンバーグで言うところのパン粉の役割と同じです。

 

ドッグフードの製造事情でいえば、それが昔は上記『四毒』の一つ小麦粉が主流でした。

しかし、小麦に含まれる『グルテン』が犬にとって有害(人間にとっても)だと分かり、

「犬は本来肉食でしょうよ」という考えが周知されていき、穀物は使うのやめた方が

犬想いだね、となり穀物不使用フードが流行りました。

 

この『グルテン』はまじでヤバい代物なので(小麦が『四毒』に名を連ねる原因です)、

飼い主様も極力控えましょう。

この控えないといけない理由は超重要なのですが、脱線しまくるので、なぜ『四毒』が

ヤバいのかは吉野先生のYouTubeなどをぜひご覧ください。(ビビりますよ 笑)

 

さて、ドッグフードに話を戻します。

小麦のグルテンがよくない→犬は本来肉食→じゃあ穀物不使用→焼いたら崩れるやん

→どないしましょ→あ、豆とかええんちゃう?→豆類は低GI食品やしええがな!→採用。

 

みたいな流れです。(低GI食品は摂取後血糖値が上昇しにくい食品とされています)

 

で、今回自分が間違ってなかったんだ!と嬉しくなった内容がこちら⇩

 

※画像お借りしました。

 

 

 

 

あかんやん 笑

 

ってことです。

 

豆類を摂り過ぎるとタンパク質が吸収されなくなるんですよ!!

 

ヤバくないですか?

 

肉類を〇〇%使用した高タンパク質のフードです、といった

穀物不使用(グレインフリー)ドライフードの『つなぎ』に

使用されているのに多いのはひよこ豆(ガルバンゾー)・

レンズ豆・エンドウ豆・インゲン豆といった豆類なのです。

 

意味ないやん 笑

 

また、『摂り過ぎると…』とありますが、穀物不使用ドライフードを

与えているということは1日2~3食の食事に常に入っているわけです。

 

まさに摂り過ぎですね。

 

ベルク帝塚山はこれまでもこれからも、世の中でよく売れていても

豆類の入っているフードを取り扱って販売いたしません。

 

これまでいろんなメーカーの方から取り扱ってほしいと言っていただきましたが、

結構こだわっていて良さそうなフードでも原材料を見て自分の愛犬に与えると

考えたら嫌だなぁと思うものが入っていれば、迷わずお断りしてきました。

 

他にも基準として自分の中で色々ありますが、それが何かは割愛させていただきます。

もちろん豆類はその中の一つです。

 

これまで当店が豆類が入っているフードを販売してこなかった理由は豆類に

に含まれる繊維がタウリンの吸収を妨げることが指摘されていたからです。

 

タウリンの吸収が阻害され、タウリン欠乏症になると心臓病のリスクが上がります。

 

これまで疑わしきもの(今回は豆入りごはん)は取り扱わないようにしてきました。

 

それがさらに違った理由で不安要素となりました。

 

犬にとって高品質なタンパク質の摂取・吸収は極めて重要です。

それが阻害されるなんてもってのほかです。

 

 

何よりいやらしいなぁと思うのが、

穀物不使用のドライフードって

結構高額なんですよねぇ。。。

 

そこまでの金額を払ってこんなリスクのあるご飯を愛犬に与えるのなら

さらにちょっと高額にはなりますが、『K9ナチュラル』や『woof』といった

穀類・豆類・イモ類一切不使用のフリーズドライフードか『ディアラ』の

冷凍馬肉を与えた方がいいのでは…と思ってしまいます。

 

 

ここまでの長文にお付き合いいただきありがとうございました!

 

ぜひ今お与えのフードの原材料チェックしてみてくださいね。

 

 

 

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