お家でのお手入れ~ブラッシング編(カットしない犬種)~

2020.08.30

 

こんにちは(^^)

 

前回、カット犬種のブラッシングのやり方について書きました。

 

 

本日はカットしない犬種のご自宅でのお手入れ(ブラッシング)について

述べさせていただきます。

 

 

 

カットしない犬種のブラッシング

 

 

代表されるカットしない犬種には柴犬、各種レトリーバー、ダックスフンド、

チワワ、ポメラニアン、パピヨン、フレンチ・ブルドッグ、ビーグル、

ジャックラッセルテリア、各種コリーなど…ですかね。

 

 

 

カット犬種ではない子であっても、毛足が長い犬種(ダックスフンドやG・レトリーバーなど)

であれば、カット犬種同様、スリッカーブラシ ⇒ コームの順番でブラッシングしてあげてください。

 

やり方はほとんど同じなので、前回のカット犬種のブラッシング記事をチェックしてください。

 

 

 

毛足が短い犬種(柴犬やビーグル、スムースコートの犬種など)であれば、

ラバーブラシが安全で効果的かと思います。

 

・ラバーブラシ (粘りのある突起が毛を絡めとり、集めてくれます)

 

 

ファーミネーターなどに代表される、金属製のブラシは非常によく抜けますが、

同じ箇所を力強くしつこく抜きまくると気付かないうちにアンダーコートが

なくなっていて、皮膚をこすってしまっていることがあります。

 

皮膚が赤くなってしまうので、スリッカーブラシ同様、優しくゆっくり行いましょう。

 

要注意です。

 

・ファーミネーター   (金属の抜け毛取りブラシ)

 

 

カット犬種ではなくても、換毛期にまとめてがっつり行うよりは、定期的に

こまめにスキンシップがてら、ブラッシングはしてあげてください。

 

 

がっつりと一度に抜いてしまう方が、ブラッシングしている側は

スッキリしますが、やり過ぎることでかえって皮膚に悪影響を

及ぼすこともあり得るので、気をつけてください。

 

 

 

皮膚の状態が悪くなりやすいこの季節、また秋が

近づけば乾燥してきてトラブルの元となります。

 

あくまで、これらの時期にお手入れを怠ると、いろいろな弊害が出やすいですよっていう

お話であり、季節関係なくブラッシングはこまめに行ってあげてください。

 

愛犬のトラブルに気付くか気付かないかは、飼い主様のこまめなお手入れにかかっています。

 

 

少し話が変わりますが、ダックスフンドやチワワ、G・レトリーバー、シェルティなどの

毛がオーバーコートとアンダーコートによる二重構造になっている(ダブルコートの)犬種を

『抜け毛が多い、暑そう』といった理由でライオンのように丸刈りにすることを希望される方も

いらっしゃいますが、当店ではまずオススメいたしません。

 

 

刈らせていただけるのであれば、トリマー的には美容が非常に楽なのですが…(笑)

 

しかし、私はそんな無能なトリマーにはなりたくありません。

 

 

お客様の希望があれば行いますが、こちらから勧めることがあるとすれば、

もうお散歩にも行けず、寝たきりであったり、お漏らしをしてしまうなどの

お悩みがある病中の子や高齢犬の場合のみです。

 

こういった状況のワンちゃんの場合はカット以降の次回の美容時間が大幅に

短縮されるため、負担をかけないという点においては非常にオススメです。

 

 

ではなぜ、通常時(まだ若い・健康など)ではお勧めしないのか。

 

 

それは、本来カット犬種ではない(ダブルコートの)犬種を

バリカンで根元から刈ることはいろいろなデメリットがあるからです。

 

 

 

カットしない犬種を丸刈り(サマーカット)にするデメリット

 

 

 

①紫外線や日光の熱をまともに受ける。

 

犬は毛があることにより、皮膚の上に空気の層を纏うことができています。

 

窓ガラスも二重にするだけで間に生まれる空気の層により断熱効果が高まります。

 

 

実は、毛がある方が身体は熱くなり過ぎないのです。

 

 

犬は人間と違い、身体からは汗をかけないので、容易く放熱できません。

 

(;゚∀゚)=3ハァハァ と口から放熱しても身体に蓄えられた熱はなかなか出ていきません。

 

 

毛がないと、強い日光による皮膚へのダメージも軽減できません。

 

我々人間も日差しが強ければ帽子を被り、逆に長袖を羽織ったりします。

 

要はそういうことであります。

 

 

 

②草むらなどで傷つきやすく、虫に悪さをされやすくなる

 

これは、我々で言うと裸でジャングル突入、といったイメージでしょうか。

 

当然、毛があれば、安全ですよね。

虫に寄生されるのも、少しはマシになります。

 

 

③エアコンなどで冷えすぎる

 

これは、そのままです。

 

我々もエアコンの効いた部屋に裸でいると体調を崩します。

 

また、冷たい空気は重いため、地面に降りるので、我々の足元で生活している

室内犬にとってはかなり寒い環境になっている場合があります。

 

扇風機などでうまく空気を循環しないと愛犬の居住空間だけ異常に冷えます。

 

 

 

④バリカンでカット後、綺麗に伸び揃わないことも…

 

特に高齢犬に多いですが、ダブルコートの犬種をバリカンで短くし過ぎると

なかなか綺麗に生え揃いません。

 

アンダーコートが生えてこず、オーバーコートだけがまばらに伸びて

毛を被せて薄くなった感じになります。

 

当店ではこのようになる可能性があることは必ずお伝えします。

 

ハッキリした原因は分かりません。

 

ただただ、経験則ですが、かなりの確率でなります。

 

 

 

これらの理由から抜け毛が多いし、ブラッシングも大変でできないからといって、

カット犬種ではない犬種を安易にバリカンなどで短くするのはオススメできません。

 

どうしてもカット希望の場合はハサミでのカットをオススメします。

 

 

 

まとめ

 

 

犬には必要だから毛は生えているのです。

 

 

今一度、ブラッシング、頑張ってみてください。

 

ブラッシングを嫌がってさせてくれないって場合は愛犬が大好きなことを

する前に行うのがコツです。

 

 

我が家のへちまはお出かけ前・お散歩前にブラッシングをする習慣があるため、

ブラシを見せると喜んで膝に飛び乗ってきます。

 

 

ブラッシング ⇒ 頑張って大人しくする ⇒ ご褒美に外に連れて行って貰える

 

 

という流れで認識してくれているようです(笑)

 

ブラッシング後には必ず、大好きなオヤツを少量あげる、とかでもいいと思います。

 

 

ブラッシングやお散歩は飼い主様と愛犬と意思疎通を図れる共同作業です。

 

最高のスキンシップであり、歩行異常や、皮膚・被毛の状態の変化、

しこり・できものなどの早期発見などなど。

 

 

もちろん当店で美容中に発見できたことは必ずお伝えしております。

 

でも、毎日一緒に暮らしている飼い主様による早期発見に勝るものはないでしょう。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

 

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