肉球をケアすることの重要性

2020.08.14

 

こんにちは。

 

 

今回はマニアック??な箇所、『肉球』のケアについて述べさせて頂きます。

 

 

『歯』もそうですが、『肉球』に関してはなかなか気に掛けることはないかもしれません。

 

人間にはないパーツのため、我々からすると、『肉球』とはペットの可愛さの象徴というか、

愛らしい部分の一つですね。

 

 

スタンプになったりするくらいだし、私はお店の看板や窓に肉球モチーフの何かがあれば、

それだけで『あ、ワンちゃんネコちゃん関係のお店かな?』とイメージしてしまうくらいです。

動物好きの皆さんも、似たような感覚をお持ちかと思われます。

 

 

そう、『肉球』はその存在そのものが犬や猫の象徴といっても過言ではありません。

 

我々の潜在的な感覚でも重要なウェイトを占めている『肉球』。

 

しかし、それを持つ犬や猫たち自身にとってはイメージとかだけではなく、

非常に重要な役割を持つ大切な器官です。

 

 

では、どんな役割があるのでしょうか。

 

 

ざっと挙げると、

 

 

クッション、滑り止めとしての役割

 

地面からの刺激(熱変化や異物)から守る役割

 

体温の調節機能としての役割

 

 

といったところです。

 

 

①や②に代表される、我々で言う『靴』の役割がイメージとして最も近いかと思います。

 

 

③の役割、体温調節も非常に重要ですが、この役割は火傷や裂傷などによる酷い損傷がない限り、

特に飼い主様が気にされなくてもその役割に大きな変化はないと思います。

 

しかし、①や②のような靴のような役割をしっかり果たすためには、

飼い主様がしっかりとケアしてあげないといけません。

 

 

 

 

室内犬と室外犬、犬と猫、理想の肉球の違い

 

 

 

『靴』のようなイメージで考えれば、我々人間は歩く場所や環境、動きの激しさなど

に応じて、その状況に対応できるものに履き替えます。

 

 

例えば、

 

登山をするなら底が厚く、ぬかるみにも対応したソールのブーツやスニーカーを、

スポーツ競技・運動をするならフィット感のあるグリップ力の高いスニーカーを

 

選ぶと思います。

 

このような用途の違いが、その動物が過ごす環境で進化し、肉球に変化をもたらしました。

 

ペットで考えても、いくつかに分かれます。

 

 

 

まずは、の場合。

 

犬ー① お散歩に行くこともなく、生活環境が完全に室内のみ。

 

犬ー② お散歩には行くものの、生活環境は室内。

 

犬ー③ 生活環境は室内だが、かなりの時間をかけてお散歩に行く。

 

犬ー④ 生活環境そのものが、お庭などの室外。散歩にも行く。

 

 

 

 

そして、の場合。(稀にお散歩している可愛い子もいますが、ここでは対象外)

 

猫-① 室内から出ない。

 

猫ー② 外に探索しては帰ってきて、また探索‥を繰り返す飼い猫。

 

猫ー③ 野良猫。

 

 

 

現在、一緒にお暮しのパートナーはどれに当てはまりましたか?

 

 

犬も猫も、①から順に、より肉球を酷使する環境となっています。

 

 

少し話が逸れますが、犬と猫の肉球は表面に大きな違いがあります。

 

目視では確認しづらいですが、手触りが大きく違うはずです。

 

犬の肉球の表面(表皮)には猫にはない『表皮乳頭』というデコボコとした起伏があり、

イソギンチャクのようになっています。

 

さらに犬の肉球は動静脈の血管の構造も猫とは違い、足先の凍傷や体温が下がり過ぎて

低体温症になりにくいように血液量を増やす仕組みとなっています。

 

 

つまり、犬は祖先が寒冷地に生息していたオオカミであるため、

祖先が温暖な地域で生息していた猫とは肉球が本質的に異なるわけです。

 

だから、雪が降れば、『犬は喜び、庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる』のです。

 

 

猫の肉球は冷たい地面を歩くのには適していないのですね。

 

 

狩りの仕方も違っていて、群れを成して集団で獲物が疲れるまで激しく追い詰めるイヌ科のそれに対し、

単独で『抜き足・差し足・忍び足』で襲い掛かるギリギリまで獲物に気付かれまいとするネコ科。

 

この行動を仮に我々人間がしなければいけないとすると、

イヌ科の狩りを行うのならマラソンに適したスニーカー、

ネコ科の狩りなら裸足か足音の出にくい足袋のような履物を

用意しないといけないでしょう。

 

 

 

このように大きく違います。

 

 

 ▲ 左‣犬の肉球。             右‣猫の肉球。

 

 

猫の方が艶っぽさがありますね。

 

 

さて、何を言いたかったのかというと、犬と猫で違うのはもちろん、

室内環境に適した肉球と室外環境に適した肉球も違いが出てくるということです。

 

 

室内と室外で、その動物が困らないようにするには、理想となる肉球に近づけないといけません。

 

 

 

室内環境メインの犬にとって理想の肉球

 

 

昨今のご家庭では、床がフローリングであることが多いかと思います。

 

そうなると起きる問題は、滑って関節を痛めることです。

 

 

犬自身も極力滑りたくないために爪を立てます。

 

肉球が地面に接するよりも先に、地面に触れれるように爪はどんどん伸びようとします。

カチャカチャと音を立て、フローリングに引っかかれないため、滑ります。

 

爪は余談でしたが、爪が仮に短かったとしても、肉球がカチカチに硬くガサガサであれば、

氷の上を革靴で歩くような状況です。

 

 

当然滑るので、膝や股関節に掛かる負担は相当なものです。

 

とにかくグリップが利かないとダメです。

 

 

そう、室内環境が多い犬が目指すべき肉球は猫の肉球なのです。

 

猫の身体能力の高さは、グリップの利く艶やかな柔らかい肉球が一役買っていると思われます。

 

足元がしっかりグリップし、止まるべきところでしっかり止まれ、踏ん張るべきところで

しっかり踏ん張れるというのは、本来の身体能力を発揮するにあたって最低限必要なことです。

 

 

室内環境メインでお散歩にあまり行かなければ、足先の握りも弱くなり、

通称『ウサギ足』と言われる平たい足先になります。

 

 

ちなみに、キュッと閉じた握りの強い、甲高のしっかりした足先は

見た目的にも機能的にも理想的で、『ネコ足』と呼ばれています。

 

 

室内環境メインであっても、適度に運動し、

ある程度握りも強くし、定期的に爪もしっかり切って、

足裏の毛が伸びるワンちゃんであれば、

その毛もカットしないといけません。

 

 

そして、床そのものも、ワンちゃんがよく通る所だけでもタイルカーペットなどを

敷いてあげる、などの滑りにくい工夫もしてあげれば、より快適かと思われます。

 

このことは『膝蓋骨脱臼に負けない身体をつくるために(前編)』で詳しく述べています。

 

 

 

お外にあまり出ない場合は、ガサガサのカチカチにはなりにくいですが、

高齢になって関節が弱ってしまう前からケアしてあげることが非常に重要です。

 

そのうえで、肉球をしっかり保湿し、潤いのある『ぷにゅぷにゅ肉球』に近づけましょう。

 

 

前途したように、犬と猫の肉球は表面が根本的に違うので、完全に近づけるのは無理ですが、

仔犬のときのような気持ちのいい柔らかさに近づけてくれるケアアイテムもあります。

 

 

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厳選オーガニックシアバター高配合。植物エキスで舐めても安心。すばやく馴染んで長時間保湿。

肉球保護(ひび割れ、カサカサ、滑り止め)だけでなく、敏感肌(かゆみ、フケなど)、虫さされ、

皮膚炎症や傷口の保護などに幅広くお使いいただけます。

 

 

 

室外環境メインの犬にとって理想の肉球

 

 

そして、お庭などの室外環境メインの犬であれば、硬くしっかりとした犬本来の、

温度変化や外傷から守ってくれるような質感の肉球が求められます。

 

とにかく、本当に『靴』のようなイメージです。

 

しかし、ただ硬いだけでは劣化したゴム同様、グリップ力も無くなり、

機能的に優れない肉球になってしまいます。

 

やはり、ここでも保湿はもちろん保護するためにも肉球クリームなどを塗ってケアしてあげてください。

 

室内環境メインのワンちゃんとは逆で、爪は伸びにくく、運動も比較的しているはずなのですが、

同じように適度な運動と定期的な爪切りなどのケアも同様にやってあげてください。

 

 

あと、まだまだ暑い日が続きますので、熱せられたアスファルトや

マンホールなどで火傷しないためにも、お散歩に行かれる時間帯は早朝か夜にしてあげてください。

 

お散歩前に『肉球クリーム』を塗るのは本当にオススメです。

 

 

 

まとめ

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

 

『肉球』や『歯』といった、末端の組織や器官が健康であるということは、確実にその生き物は健康です。

 

我々も毛先、指先、爪、肌、歯などの末端が健康的で美しい人は男女問わず、非常に魅力的です。

 

本日は犬や猫たちが健康に、かつ活発に長く楽しい健康生活が送れるために

非常に重要である『肉球』という部分のケアの重要性を述べさせていただきました。

 

 

何より肉球が柔らかかったら触れても気持ちいいですしね。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

少しでもご参考になれば、幸いです。

 

 

 

 

 

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