K9ナチュラルの缶詰
2020.06.11こんにちは!
本日はまじめにフードについてお話させていただこうかと思います。
とはいえ、いつもちゃんと真面目です(笑)
本日はいつもと角度を変えて缶詰フードについて述べさせていただきたく思います。
ベルク帝塚山がおすすめするフードは『生食』であることに一切変わりはありませんが、
ずっと食べているフードを食べてくれなくなった、あるいは高齢で何も食べてくれなくなった、
などの困った時に役立つフードが缶詰などのウェットフードであります。
当店では現在ウェットフードのお取り扱いは、
フリーズドライ生食メーカー『K9ナチュラル』の缶詰のみとなっております。
この缶詰、実際、本当によく食べます。
当店の美容にオープンの時から通っていただいている超高齢犬のコが高齢なのと病気のせいで
何も食べてくれなくなり、ガリガリに痩せてしまって、いよいよ心配…と飼い主様がお困りのところ、
『K9ナチュラル』の缶詰をおすすめしたところ、モリモリ食べて元気になり、そこから半年近く
普通に過ごせた、という例が何件もあります。
まあ、缶詰やし、なんでも一緒ちゃう~?
そら、よう食べるやろ~、缶詰なんやから。
とまあ、そう思われる方も少なくはないでしょう。
そこで!
なにゆえに当店取扱いの缶詰が『K9ナチュラル』のみなのか、をお話するとともに、
缶詰食品の危険性について(K9ナチュラル缶は大丈夫です。例外だから取り扱っています)
も語らせていただきます。
さて、ワンちゃんのご飯も『ヒューマングレード』(人が口にすることができる食品基準)が
浸透し、まあまあこだわったご飯を販売するメーカーも増えてきました。
言い換えれば、今までのフードは一体何だったのですか?
とツッコミたいくらいですが、愚痴はそこそこにしましょう。
あ、話は逸れますが、今愛犬に与えているフードに『ヒューマングレード』『人間食用の素材を使用』と書いていない、謳っていない場合は我々人間が食べれない品質の(病気だったり、腐敗していたり様々な理由で食品基準からはじかれた)素材を使っているとみてほぼ間違いありません。
当たり前極まりないことですが、こんな当たり前が全くできていなかったのが
今までのペットフードの実情でした。
怖いですよね…。
そら病気になりますよ…。
もっと言うと、『合成保存料不使用』『化学合成成分・香料・着色料不使用』などと
パッケージやメーカーのHPに記載がない場合はそのフード、さらに危険です。
化学物質を使用するのは製造から保存・管理などの
様々な場面でコストを大幅に抑えることができるからです。
発がん性が確認されているにも関わらず!です。
ワンちゃんの健康を願うメーカーであれば、こだわりをもって製造しています。
その分、価格も比較的高価になってしまいます。
売れにくくなりますよね。
だから、せっかくのこだわりがあるのであれば、それは
(当たり前の事ですが、その当たり前ちゃんとやってます、他社と一緒にしないで!というメッセージ)
絶対どこかに表記されているはずです。
だって自慢しないと損ですから。
気を付けてくださいね。
閑話休題。
上記の当たり前をさらにもっと高いレベル、高い意識をもってフードを製造しているメーカーが
『K9ナチュラル』です。
私は決して回し者でも何でもありませんが、現状文句のつけようがないメーカーかなと思っています。
缶詰であっても、食材の鮮度と品質、加工時の衛生環境などは生食メーカーなので言うまでもなく最高のものです。
とはいえ、最高品質の食材を使っている缶詰メーカーも他にも色々ございます。
それでも、発がん性が報告されている「カラギーナン」などの増粘剤や安定剤が使用されている缶詰がほとんどです。
大量に摂取すると発がん性が認められたようですが、絶対に入れないとどう頑張っても缶詰が作れないならともかく、
そうではないのなら入れないに越したことはないわけです。
せっかく良い食材を使用してもぶち壊しだと思いませんか?
もちろん『K9ナチュラル』の缶詰は発がん性が報告されている「カラギーナン」などの増粘剤や安定剤は、
一切使用していません。
穀類・イモ類・豆類が不使用で、香料や着色料も一切使っていないのはフリーズドライの
『K9ナチュラル』と同じで、信頼できます。
しかし、それだけではありません。
ベルク帝塚山が現在取り扱っているウェットフードが『K9ナチュラル』の缶詰だけなのは、
食材の品質だけではなく、そのフードを容れる缶詰容器の品質も素晴らしいからです。
話は変わって、缶詰容器の話となります。
「ビスフェノールA」という化学物質があります。
通称「BPA」と呼ばれるこの物質はエポキシ樹脂の原料に使用されます。
缶詰に使用される目的としては金属の防蝕のために内側にコーティング塗装されるようです。
この「BPA」という化学物質は食品や水などを介した経口による曝露を動物の胎児や子供が受けると、
神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発等が認められているという報告がされているようです。
それゆえ、妊娠されている方(これらの方の胎児)や乳幼児がこの物質を摂取すると
影響があるのではないかという懸念が持たれているようです。
【 ↓詳しくはコチラ(厚生労働省HPより)↓ 】
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html
フランスやアメリカではすでに規制が確認されています。
【 ↓詳しくはコチラ(国税庁HPより)↓ 】
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/anzen/joho/joho03.htm
もう何が言いたいか、すでにお分かりの方もいらっしゃるでしょう。
ズバリ!
『K9ナチュラル』の缶詰は「BPAフリー」です。
いくら缶詰といえど賞味期限があります。
それまでに食べることを前提としたときに、メーカーはBPAを使うメリットよりも、
BPAを使うことで起きるかもしれないデメリットを排除することを優先したと思われます。
缶詰容器が「BPAフリー」なのを謳っているのは『K9ナチュラル』以外に私は見たことがありません。
これが、缶詰は『K9ナチュラル』のものしか取り扱っていない理由です。
もちろん、当初は品質も最高クラスに良いので(実際、缶詰にするのはもったいないと思います)
取り扱っていたのですが、上記のことを知り、他社の缶詰の取り扱いをやめた、というのが正しい表現ですね。
加熱しているため、熱に弱いビタミン・ミネラル、酵素や乳酸菌などの有用なものは効力を失っているため、
本当にご飯を食べてくれない・飼い主様がどうしても生食は与えるのが怖い、などの場合以外は
やはり『K9ナチュラル』をはじめとする生食を与えてあげてほしいなぁ~とは思います。
さて、どうだったでしょうか。
人間界では現在、ベビー用品には「BPAフリー」なものが多く取り扱われています。
成犬になっても人間の子供と体重が変わらないか、より軽い大切な愛犬の食事、
そういった部分にもぜひ目を向けていただきたく思います。
彼らはご飯を選べません。
本日の記事がお役に立てれば幸いです。